第1回 〜 津波伝承 女川復幸男 〜 幸せの鐘を鳴らせ!

  3時32分、スターターの掛け声とともに、復幸男を目指して一斉に走り出した。
 前が詰まる。足がもつれて、こける人もいる。狭い道を、人波をかき分けて、一目散にゴールを目指す。
 心臓バクバク、足はフラフラ、息は絶え絶え、頭は真っ白。わずか200m位の登り坂を駆け上がるだけで、全身の力を使いきった。

  その模様を、後で地元テレビ局の企画で見る事が出来た。41位。なんとも運命的な順位になった。

  西宮神社の神事 福男からヒントを得て、この祭りは始まった。
 津波被害に遭わない為に、高台に逃げるというシンプルで、最も効果的な防災意識を後世まで伝承する。
 「1000年は続けたい。」という熱い思いに応えて、僕も30年は出場するつもりだ。

  当日は、かなり早く女川入りをしていた。すでに報道陣も来て、カメラポジションを決めているようだ。
 平地でダッシュを繰り返し、コースも試走した。かなり急勾配のコースで、角度が緩くなる頂上付近が一番つらくなる。

  体は暖まった、あとはスタートを待つだけ。受付を済ませ、スタート位置を決めるくじを引いた。番号は、忘れたw 3列目だったような・・・。
 取材を何社か受けた。僕の他に仮装はいないと思ったら、マグロのお化け?が登場。強力なライバルが登場してしまった。

  マグロだけに、陸では思ったように動けない。走るには、付き添いが必要だ。が、このお祭りに、勝ち負けは関係ない。
 あくまでも津波の怖さ、高台に避難するという基本を伝える目的がある。
 来年も、少しでも盛り上げるために、参加したいと思っている。サハラに行く前でもあるし、装備を背負って走ってみるのがいいだろう。

  
マグロのゆるキャラともーもーちゃん(牛仮装)記念撮影 女川にある神社、ほとんど震災の影響を受けていないようだ。 参加賞の北海道米 ななつぼし
女川復幸祭ポスター 受付かわりのAKBバス
スタートの様子1 手前にカメラを着けたリポーターが走る。奥にもーもーちゃん(牛仮装)
フィニッシュシーン コース風景、この坂を駆け上がっていきます。
女川町商店街復幸祭のぼりともーもーちゃん(牛仮装)記念撮影 希望の鐘
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