イベント名   寒河江さくらんぼウォーク 2019   開催日   6月30日 
 開催地   山形県寒河江市   開催距離   12km   参加料   2,000円 
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寒河江さくらんぼウォーク 2019のポスターなど
  6月30日に山形県寒河江市で開催されました寒河江さくらんぼウォークに参加してきました。
 正直言って寒河江の印象は薄く、山形県のイベントに比較的参加している私でも全くイメージが湧きません。
 この寒河江さくらんぼウォークが、寒河江初上陸と言ってもいいかもしれません。(笑)

  運の悪い事に当日は、比較的強い雨が降るという予報でした。
 HPには、雨天決行、荒天中止となっております。雨天と荒天の違いが判らない。(笑)
 ググってみると、私と同じような疑問を持っている人が多いようで、かなりヒットしました。
 荒天は、比較的強い風を伴う雨の時を指すみたいです。

  定義は判ったけれども、結局決めるのは主催者なので(笑)
 中止の時はドライブと割り切って、寒河江に向かう事にしました。
寒河江さくらんぼウォーク 2019の受付風景と参加者リストバンド
  道路が空いていたので、7時ごろに到着した。
 イベント用駐車場が埋まっているので、この雨天でもかなりの参加者がいるようだ。
 受付を済ませ、参加者の証であるリストバンドを巻く。
寒河江さくらんぼウォーク 2019のスタート風景
  8:50 ロングコース 12km アユ薫る寒河江川と国史跡慈恩寺巡りが始まった。
 かなりの参加者がいるようだ。雨なので、動画が撮れそうにないのが残念。
 ここでの心配は、ゴール時にさくらんぼが残っているかどうか?(笑)
 マラソン大会では、名物を食べた記憶が無い(笑)
 水さえ残っていないエイドもあったくらいだから(´・ω・)せめて一粒でも頼むよ。
寒河江さくらんぼウォーク 2019のウォーキングコースマップ(見どころ紹介付)
  コースマップです。見所には目のマークで5ヶ所、エイドにはカップのマークで4ヶ所あります。
 この時期の雨はマラソン大会では恵みの雨ですが、景色を楽しむウォーキングでは・・・?
 果たしてどうなるのでしょう?ゴール後のさくらんぼの食べ放題しか楽しみが無いような気がします。(笑)
寒河江さくらんぼウォーク 2019のコースイメージ
  コースは河川敷の遊歩道をメインに、慈恩寺周辺では町中を通りました。
 分岐点はもちろん、距離表示や注意点まで書かれた道案内が設置されており、
 道に迷う事はなさそうです。とても判りやすいコースになっていました。

  後で紹介する見所の他にも、ホタルの生息する田沢川やさくらんぼ畑のすぐわきを通るコースもあり、
 なかなか変化に富んで面白かったです。
寒河江さくらんぼウォーク 2019のエイドのおやつイメージ
  エイドではお振舞いもあります。
 エイド1は、写真左上のさくらんぼきらら(さくらんぼをゼリーで固めたお菓子)
 エイド2は、写真右上の翡翠しるこ(なぜか味が思い出せない。)と
        写真右下のやっこちゃん(豆腐で作ったレアチーズケーキ)が振る舞われました。
 エイド3は、水だけ(寒河江十景の一つ 山王台公園にあります。景色を楽しんでという事でしょう)
 エイド4は、写真左下の寒河江の名店の焼き鳥でした。
寒河江さくらんぼウォーク 2019のコース上で見られた植物
  さて、道端には色とりどりの花が咲いていました。
 川辺の植物は勢いも盛んで、ちょっとしたジャングルの雰囲気がありました。
 ミニ冒険をしているような気分を味わえました。

  写真右下はわらびですが、至る所に生えていました。
 仙台のウォーキングイベントなら、ご婦人方の参加者が根こそぎとってしまいそうです。(笑)
 こちらのイベント参加者は、全く見向きもしないので少しカルチャーショックです。
寒河江さくらんぼウォーク 2019の見所の一つ 慈恩寺
  今回最大の見所が、ここ慈恩寺でした。
 国史跡と聞いてもあまりピンとこないし、ジオンと聞くと別の事を想像するし(笑)
 ここを見るまでは、大した寺ではないだろうというイメージを持っていました。

  帰ってから調べてみると、とても由緒のあるお寺でした。(当たり前ですが・・・)
 江戸幕府から与えられた寺領が東北最大の寺と聞くと、イメージが湧くでしょうか?
 出羽三名刹の一つでもあり、立石寺が悪縁切り、若松寺が良縁結び、
 ここ慈恩寺が美人・若返りの功徳があるそうです。

  十景と呼ばれる特に景色に優れた場所があり、現在は公園になっていました。
 天気が悪いので、風景を楽しめなかったのは残念でした。
寒河江さくらんぼウォーク 2019の見所の一つ 臥龍橋と陣ケ峰
  慈恩寺を下ると、陣ケ峰と呼ばれる場所に出ます。名前からして戦に関係がありそうです。
 慈恩寺の近くに城館跡がある事から、防衛上の要衝に建てられた寺である事が判ります。
 この陣ケ峰は、戊辰戦争における出羽地方最後の戦いが行われた場所でもあります。

  会津若松城が落城した際に、援軍として来ていた桑名藩が頼ったのが庄内藩でした。
 激戦を繰り広げながらの退却戦でしたが、ここ陣ケ峰で最後の戦いが繰り広げられました。
 庄内・桑名藩VS山形諸藩・新政府軍、庄内藩が朝敵になる事を恐れ、及び腰になった為に
 早期に終戦し、庄内藩は降伏しました。

  右下は、日本百名橋の一つ 臥龍橋(がりょうきょう)です。
 出羽三山への信仰の道として、庄内藩の参勤交代の道として利用された六十里越街道の
 通過点でもあり、刎橋だったころの優雅さで人気を集めたようです。
 その当時は年間三万人の通行があったそうです。

  現在では鉄筋コンクリート製アーチ橋となっており、隣に新臥竜橋も出来ておりますが、
 今でも地元の方に愛される橋となっております。
 
寒河江さくらんぼウォーク 2019の見所の一つ 寒河江川
  5つあるビューポイントのうち、雨天でも楽しめたのは、2つ 慈恩寺と臥龍橋です。
 反対に今一つだったのは、葉山や朝日連峰、街並みの眺望を楽しむビューポイントの2つでした。
 最後の一つが、アユ薫る寒河江川とタイトルにもある寒河江川です。
 増水した事により、迫力ある瀬音を楽しむことができました。

  ちなみにアユ釣りは、翌日の7月1日が解禁日だそうです。
寒河江さくらんぼウォーク 2019のお楽しみ さくらんぼの食べ放題とお楽しみ抽選会の様子
  12kmを歩き切り、ゴールに戻ってきました。(*'ω'*)お楽しみは、さくらんぼの食べ放題です。
 ウォーキングでもほぼ最後尾でのゴールとなり、もしかすると残っていないだろうなという気持ちもありました。
 無くなり次第終了との事でしたが、かなりの量が残っていました。(*'ω'*)嬉しいね。

  結局4回並んで、右下の写真の分だけ食べました。
 小さいカップに入る分だけ入れて、食べ終わったら再度並んで入れるというシステムでしたので、
 食いしん坊な私でも4回が限度でした。(笑)なかなか無くならない訳です。
  初めて寒河江のイベントに参加しましたが、雨天にもかかわらずとても楽しい一日でした。
 寒河江市では、さくらんぼ関連で色々なイベントを開催しているようです。
 さくらんぼマラソンやツール・ド・さくらんぼなど、楽しそうなイベントですね。(*'ω'*)
 また機会があれば、寒河江のイベントに参加してみたいと思っております。

  雨で一番大変だったのは、スタッフの皆さんだったと思います。
 本当にありがとうございました。
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