第30回 河北新報 気仙沼つばきマラソン
平成25年4月21日(日)開催 宮城県気仙沼市 大島周辺


ごえもん41参戦記

 寒い・・・ 寒すぎる・・・ サハラから日本に帰ってきた感想ではない。
この日は、4月としては異常とも思えるほど寒かった。

 岸壁に向かうと、朝早くにもかかわらず、旗を振って温かいお出迎えをうけた。
よし、やったろう!と気持ちが高ぶる。フェリーを降りると、会場までが長かった。
2,3qなんだろうが、寒さで疲れてしまった。w 
いい準備運動になればいいのに、体が温まる前に冷え切ってしまった。

 結構厳しい関門時間はあるが、なんとか完走したい。ペースは、6分を切っていくことが求められる。
アップダウンのきついコースだったが、なんとか前の御老人に喰らいついていこうと思った。
マラソン大会で感じる事の一つは、歳の功の凄さですね。
淡々と自分のペースで走り続ける。周りのランナーのペースに左右される事がない。

 この老人からも、そのような雰囲気が漂っていた。ついていければ、大丈夫だ。
遅れることなく関門を通過、ほっとした。しかし、もう体が動かない・・・
仮装の服や頭に降ったみぞれが凍りつき始めていた。もう体温に溶かすだけの熱量がないのだろう。
体は、芯から冷えはじめていた。非常にやばい事態だった。

 それでもゴールを目指して頑張ろうと、必死で足を動かす。ご老人は、どんどん遠くなっていく。
見える範囲を人が走っているというだけで、なぜか勇気がわいてくる。

 道端に車が止まっている、女性が低体温で倒れたようだ。熱中症で倒れる大会は、何度かあった。
低体温で倒れた人を見たのは、この大会が初めてだ。

 俺も倒れそうだ、そんな事を思い始めると、足回りが急に落ちてしまった。
もうご老人は見えなくなった。一人旅には慣れているが、寒々としたコースと気温に、心細くなる。

 もう帰りたい、そう思った時にゴールが近い事が判った。
制限時間をオーバーした為に、完走証は貰えなかったが、それどころではない。
わかめ汁を頂くと、温かさと塩分が心地よく体の中をめぐっていった。

 マグロのかぶと焼きもあるらしいが、これ以上この寒さの中に身をさらしているのは危険だ。
一刻でも早く帰宅しようと、港に向かった。すでに大勢のランナーで混雑しており、乗船するまで長い。
地獄のような待ち時間が、とても恨めしかった。

 島民の方の温かさと、天候の寒さが対照的な大会だった。
大会写真集 ポイントを合わせるとコメントが表示されます。
気仙沼つばきマラソン ハーフの部 スタート前 もーもーちゃん(牛仮装)記念撮影 気仙沼つばきマラソン ハーフの部のスタート風景 岸壁にもお出迎えのみなさんが・・・。気持ちも高まります。
岸壁の様子、桟橋が沈下していました。 大島に向かう観光船
気仙沼つばきマラソンの開会式風景 気仙沼市街地の風景
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