ブラジル ジャングルマラソン2013参戦記

  4月には、サハラマラソンを完走する事が出来た。心の中に、いつかジャングルにも挑戦してやろうという気持ちが芽生えていた。
 Facebookで、川原さんに「次は、ジャングルマラソンに挑戦」みたいに煽られた時、心の中で僕もそのつもりですと思っていた。

  いつするか?いまでしょう!というような気持ちで決めたわけではなかったが、どうせなら1年に二大過酷マラソン完走の称号が欲しかった。
 今思えば、これが大失敗だった。もっと情報を集めてから、挑むべきだったのだ・・・。大失敗に終わった挑戦を報告させていただきます。

いざ!アマゾンへ 〜 日本出国、アブダビで乗継し、サンパウロに泊まる 〜

いざ!ジャングルマラソンへ   アマゾン川に入って渡る、ジャングルを250qも駆けめぐる・・・
 川口探検隊でもしなかったような事だ(*´Д`)w
 ピラニアに喰われるかも・・・ アナコンダに襲われるかも・・・ 毒蛇・・・ タランチュラ・・・
 人食い蟻・・・ マラリア・・・ 書き出していくと、それだけで400字詰原稿用紙が埋まりそうだ。

  ここまでの危険を冒してまで参加する意義などあるのだろうか?
 意義など関係ねー、意味など関係ねー ハイ、オッパッピー ただ本能の赴くままに、生きる。
 そんなワイルドさが、俺にも出てきたようだ。

  すでに大金を投じてしまった。もう引き返す道などない。
 子供のころから憧れてきたジャングル、アマゾン川に行く。雰囲気を楽しめばいい。
 そんな風に気楽に考えてみた。

  練習は、充分に出来なかった。というよりも、しなかったと言うべきか・・・。まさに馬鹿の極み
 しかし、川を渡ったり、旅館にある岩盤浴内でもトレーニングをしていた。
 浴室内は、気温43℃、湿度90%以上、10月のアマゾンの気温・湿度よりは過酷な設定だ。

  いままで20分以上入っている人を見た事はないが、僕は余裕で1時間でも耐えられる。
 唯一その暑さ・湿度に対する慣れだけが救いだ。体力に自信はない。参加者中最低レベル。

  しかし、夢は大きかった。世界で最も過酷と言われるアドベンチャーマラソンを仮装で走破。
 しかも、サハラ砂漠、アマゾンのジャングル・・・ カブキ者なら、一度は憧れる檜舞台。
 目立ちたがり屋の俺にふさわしい。 食料は現地調達、ピラニアを喰らう。w 
  撮るべき写真は決まっていた。@牛仮装でピラニアにかぶりつく Aタランチュラの唐揚げ
 B芋虫の七味炒め Cアナコンダの姿焼 日本では、食する事の出来ないものばかりだ。
 このインパクト!に、よだれが出るぜ。待ってろよ、アマゾン。馬鹿の考える事は、ろくでもない
 釣具、革手袋をしっかりと梱包した。革手袋は、錐で刺しても通さないが、軟らかい優れもの。
 待ってろよ、アマゾン! ピラニア、アナコンダよ、俺こそが、最強の捕食者だ!(‘・ω・´)
アマゾンに行くという緊張感がなさすぎた。
アブダビで乗継ぐ。待ち時間用の本などを持ってくればよかったな 窓から中東に広がる砂漠を眺める。いつか走る日が来るのだろうか?
アブダビで乗継し、サンパウロを目指す。誰もいない待合室がベットがわり 中東の砂漠が見えてきた。いつか、ここも走ってやろうと思った。
空港に設置されていたシャワー 無料で使えるようだ。 とてもシンプルなトイレ。こちらの方が掃除もしやすいし、こぼれたりしなさそうで、とても機能的に感じた。
アブダビの空港トイレには、旅行者の為に無料シャワーが設置されていた。便器などは、とても簡素に感じた。
サンパウロでお世話になったホテル ベットはかなり簡素な造りだったが、部屋が広かったので使いやすかった。   ついにサンパウロに到着したが、まだ今夜の宿を決めていなかった。
 ポルトガル語はもちろんの事、英語も満足に喋れないのに、ガイドブックと
 会話帳を頼りにした安宿探しが始まった。一軒目は、断られた。
 浮浪者と間違われたのだろうか?w
 地下鉄に乗って、日系人の多い地区に行き、探してみる事にした。

  すでに20時をまわっていた。機内でもほとんど寝ていないし、かなり
 やばい状況になってきた。ガイドブックを頼りに、やっと探し当てたホテル
 の外観は、悪く言うと廃墟といった感じのする建物だった。

  恐る恐る暗がりを入っていくと、フロントが見えてきた。
 しかし、電灯が暗くて、人の顔がやっと判別できる程度だ。
 ここで断られたら、野宿しかない。指差し会話帳で、泊まりたいと伝えた。
 返事は、OK。ホッと一安心。ついでに水も1,5Lボトルを購入した。

  パスポートを提示して、宿泊料を払い、鍵を貰って部屋に向かう。
 暗いトンネルを歩いて行くような感じで、ちょっと怖くなってきた。
 ここまで節電しなくてもいいだろう。もう時刻は、10時をまわっていた。
 ベットで寝れるだけでも感謝しないと。部屋は、広かった。ありがたい。
 シャワーを浴びようと思ったが、感電の危険があったので途中でやめた。
 シャワーヘッドが電気温水器になっていたのだが、漏電しているようだ。
手前のベットに僕が寝て、真ん中に小牛郎を寝せてみた。

アマゾンに棲む動物を知ろう。サンパウロ動物園、ブタンタン毒蛇研究所を訪れる 〜 大会中の写真もあり 〜


アマゾン ジャングルマラソン2013の牛仮装の1コマ テレビでは、とてもよく見かけるシーンだが、自分でもできるとは思ってもいなかった。 Jungle Marathon 2013 cow suit

  他の方のブログを見て、危険生物に関するレクチャーがあると書いてありました。
 英語も喋れない僕は、説明を聞いても理解出来ない事がわかっていました。そこで事前に
 ジャングルにすむ動物達や毒蛇、生活文化に関する本を読んで、予習しておく事にしました。
 折角だから実物も見ておきたい。調べると、サンパウロには、ジャングルに棲む動物たちが
 飼育されているサンパウロ動物園と、毒蛇やタランチュラ、毒蛙などの毒を持つジャングルの
 生物を研究展示しているブタンタン毒蛇研究所がある事が判りました。

  そこでサンパウロに一泊し、2施設を見学してからサンタレンに向かう日程にしました。
 まず動物園を見学する事にしました。アクセスは、地下鉄→シャトルバスが便利です。
 ジャングルに棲む主な動物は展示されているので、ここだけでも充分参考になると思います。

  ブタンタン毒蛇研究所では、かなり間近に観察する事が出来るし、ガイドさんもいますので、
 毒蛇などをじっくり確認しておきたい人には必見の施設かもしれません。
 毒蛇から毒を抽出するところも見る事ができるそうです。
  本やレクチャーなどで得た知識を列記すると、下記のようになります。

 @タランチュラの牙は、衣服を貫くほど鋭くないので、服の上にいる場合は怖くない。
 A主に危険な毒蛇は、サンゴヘビとクサリヘビの2種。どちらも人の気配を感じると逃げる
  ので、いきなり踏んだり、巣穴に足や手を突っ込まなければ大丈夫だとのことでした。
 Bヒョウもいますが、見る事が出来たら幸運という位、珍しいそうです。

  実際に参加してみて、ほとんど動物を見ることがありませんでした。3日目でリタイヤして、
 あまりコースを歩かなかった事や、疲れて歩く事だけで精一杯だったせいもあるでしょう。

  一番恐れられていたのが、蟻でした。人を恐れず、群れで襲ってくる。噛まれましたが、蜂
 に刺されたような激痛と腫れがありました。ハンモックを吊るす時には、注意が必要でしょう。
 高くても、多少重くても、素材が丈夫で、機能性に富むものを選んだほうがいいと思います。

沢山の人と触れ合い、ぐったりしていた蛇君、ごめんな。
この蟻に噛まれると、蜂に刺されたような痛みを伴う 蟻に噛まれた後の足。激しい痛みと腫れが起きた。
アマゾンで一番恐ろしいのは、蟻かもしれない。 左の蟻に噛まれた。血管が不気味に浮き上がり、腫れと激痛を伴った。
ブリーフィングの様子 サンパウロ動物園と近くの地下鉄を結ぶシャトルバス ブタンタン毒蛇研究所の外観
危険事項に関するブリーフィングの様子 サンパウロ動物園に向かうシャトルバス ブタンタン毒蛇研究所の外観
蛇とのふれあいの時間もある。 こんな豹に出会ったら、かなりやばい。 残念ながら泳いでいる姿を見る事は出来なかったが、アマゾンカワイルカの死骸を見つけてしまった。
蛇と触れ合える時間もある。 こんな豹に出会ったら、びっくりするだろうな。 イルカの死骸を見つけました。
この檻の中に、5mほどのアナコンダがいるようだ。よく見えなかった。 現地で恐れられているクサリヘビ 夜行性で猛毒を持っているらしい。 こちらも猛毒を持っているサンゴヘビ かなり視認性はいいが、見かけたら怖いな。
アナコンダの皮と飼育檻 夜行性で猛毒を持つクサリヘビ こちらも猛毒を持つサンゴヘビ
なんともお行儀のよい、小さめな豹 カメさんと仲良しなワニさん 和やかな時間が流れていました。 かなり長い皮だった。天井から床までコの字形に貼られていた。
とても行儀がいい豹 大きさは猫位 カメさん達と仲良しなワニさん 天井から床までコの字形に展示

アマゾン川の港町 サンタレンへ 〜 リゾート地 アウテール・ド・ションから客船に乗る 〜

いよいよサンタレンの町に向かう。空港発のバスの利用者は、僕一人だった。町に近付くにつれて、満員になった。   サンタレンのマエストロ・ウィルソン・フォンセカ空港には、早朝に到着した。
 玄関を出ると、タクシーの客引き攻勢にあう。到着客のほとんどがタクシー利用でした。
 バス停には僕一人。タクシーが止まり、お客さんが一緒に乗っていけと言っていたが、
 バスに乗りたいと丁重にお断りしました。親切な人がいるものだな。
 ブラジルに来て、一番感じた事は親切という事。ブラジル人は、日本人の倍は親切だと思う。
 道を聞いたら、仕事中でも近くまで案内してくれたり、そこまでするかという丁寧さだった。

  これは、見習わなくてはいけない。外国人に道を聞かれたら、僕もそこまでしようと思う。

  さて、バスには、僕と運転手さん、集金係の3名のみ。始発に乗ってくる人はいないだろう
 と、ブラジル人を甘く見ていた。町に近付くにつれて、どんどん乗ってくる。ほぼ満員状態。
 事前にアウテール・ド・ションに行くバス亭近くで降ろしてほしいと伝えていたので、すんなりと
 降りる事が出来た。しかし、バスがどんどん来るが、どのバスに乗ればいいのかわからない

  地元の方に聞くと、なんとバスが来るまで、一緒に1時間近くも待って教えてくれた。
 これがブラジル。自分のバスを待つついでに、一緒に立っていたわけではない。
 感謝、感謝、感謝。 無事に車中の人となり、景色に圧倒され始めた頃に、目的地
 アウテール・ド・ションに到着した。大変だったのは、ここから・・・。船の乗り場が判らない。

  地図を忘れてしまった。あらら・・・。記憶を頼りに、乗り場を目指す。おそらくここだろうと
 思われる桟橋に到着した。係員に聞いても、そんな船は到着しないという。
 何度も何度も、10時間以上も行ったり来たりし、すべての川岸を調べ、船を調べ、夕闇が
 迫ってきても場所を見つける事が出来なかった。やっと船を見つけたのは、夜9時頃。
 最初に行った桟橋でよかったようだ。順応トレーニングになったと思えば、OKでしょう。

  船に乗り込むと、まずはハンモックを吊るす場所を探さなければいけない。
 ほとんどが埋まっており、エンジンの真上に張る事になった。音はうるさく、熱気も凄い。
 これも、いいトレーニングと思えば、なんてことはない。
空港からバスを利用したのは、僕一人でした。
地平線まで続くジャングルが見えてくると、心が震えました。 サンタレンのマエストロ・ウィルソン・フォンセカ空港 怪魚狙いの釣り人もここに降り立ちます。
地平線まで続くジャングルが見えてきました。ついに来てしまった。 早朝に到着、バスが来るまで約1時間ほど待った。
ブラジルの空の透明感には、とても感動しました。どこまでも青い。 ブラジルの皆さんは、かなり早起きです。6時のバスが満員になります。
ブラジルで印象的なのが空の色。ここまで透明感があるのか ブラジルの皆さんは、かなり早起きです。6時のバスが満員になる。

客船に乗って、キャンプサイトを目指す。 〜 先住民の皆さんの歓迎に、心から感謝 〜

  やっと見つけた船に乗り、ハンモックを吊るしたのは、エンジンの真上、煙突の真横だった。最高の順熱トレーニングと蚊よけと言っておこう。
 夜明け前には、すでに起きていた。みんなも起きているようだ。アマゾン川の夜明けを楽しむ、あと数時間でキャンプサイトに着くだろう。
 不安と期待、開き直りが入り混じった奇妙な気持ちを抱きながら、アマゾン川の風景を楽しんでいた。
 と、綺麗な砂浜が見えてきた。船が、ゆっくりと砂浜に近づいていく。ここが上陸地点なのか?思ったよりも近かったな。違いました、休憩です。

  みんな思い思いに休憩を楽しんでいます。船からとびこむ者あり、泳ぐ者あり、船でくつろぐ者あり。僕は、船でくつろいでいました。
 約1時間位の休憩の後、キャンプサイトを目指して川を遡っていきました。僕は、ずっと川面や風景を楽しんでいました。
 出来ればアマゾンカワイルカを見たいなと思っていました。幸運のピンクイルカを写真に収められたら、最高だな。しかし、夢はかなわず・・・。
 
  しばらくして、船のスピードが落ち、徐々に岸に向けて近付きはじめました。今度こそキャンプサイトのようです。
 選手がどんどんと上陸していきます。僕は、牛仮装に着替えるのに時間がかかり、最後の上陸となりました。
 微妙な空気が流れています。かなり外してしまった感がある(´・ω・`) この空気を一変させる事は出来るのだろうか?
港町サンタレンの岸壁の様子 ここからでも何か釣れそうな予感 桟橋前にあったレストラン ここで食べてみるのも一興だったかな?
港町 サンタレンの岸壁 とても活気にあふれていました。 桟橋前にあるレストラン 今思えば、ここで食べてみるのも一興だった。
アマゾン有数のリゾート地 アウテール・ド・ションが集合場所になっています。ここから川を遡って、キャンプ地を目指します。 この桟橋近くの砂地に、船が停泊します。何度も行ったり来たりして、夜中にフェリーを発見。
リゾート地 アウテール・ド・ション 綺麗な砂浜に流れるゆったりとした時間 何度も行ったり来たり、とても大変だった。
この客船がもう少し早く、あるいはもっと発見しやすい場所に停泊してくれていれば・・・ 乗り遅れたらと気が気でない時間を過ごした。 機関部の真上にハンモックを吊るす事になった。なかなか快適w
やっと見つけた客船。乗り遅れたらと気が気でなかった。 左の白い柱が、煙突です。
おもわず感傷に浸っていたかもしれない。 ハンモックで快適に寝る為には、かなりの慣れが必要かもしれない。
なんか感慨深くなって撮った写真。感動に包まれていたと思う。 アマゾン川の夜明けを楽しむ。ハンモックは、とても寝づらい。
綺麗な砂浜で、途中休憩があった。各自思い思いの時間を過ごした。 いよいよキャンプサイトに上陸間近、心がドキドキワクワクしてきた。
途中、砂浜で休憩があった。みんな、泳ぎを楽しむ。俺は、見ていた。 いよいよキャンプサイトに上陸間近、心が躍る。

キャンプサイト生活 〜 メディカル、装備チェック、ブリーフィングなど 〜

緊張のブリーフィング 各自真剣に聞き入ります。ここが他の大会と大きく違うところ    上陸して最初の仕事は、ハンモックを吊るす事。ここでロープの紛失に気付く。やばい!
 長さが足りない時の為に買った予備ロープを使って張りました。耐荷重は、180s・・・
 ハンモックに寝そべった瞬間 ブチッと切れました。背中から落下し、地面に叩きつけられた。
 地面が平らでよかった。根っ子や石があったら、怪我をしてましたね。

  しょうがないので、ビニールで簡易テントを設置、下の写真です。
 ほとんどの選手が、木陰にハンモックを張っていた。僕は、日当たりがよく、地面が綺麗な
 場所に張る事にしていた。アマゾンの生活文化に関する本を読んだ時に、キャンプサイトは
 必ず地面を掃いて綺麗にしておくと書いてあった。蛇や蜘蛛などの害獣虫を発見しやすくし、
 寝ている間に寄せないためだと言う。枯葉や草などがあると、通り道にもなりやすい。

  日当たりが良ければ、暑くて過ごしづらくなるが、危険を回避する方がもっと大事。
 特に僕のように、会話によるコミュニケーションが取れない場合は、病気や怪我をしない事が
 一番重要になる。ハンモックを降りる場合も、下を確認してから降りる事にしていた。

  初日から40℃を超える日が続いているが、なぜか日本の夏はもっと熱いと感じていた。
 メディカル、装備チェックがあり、無事に通過。ここで痛烈に注意される。釣具は置いていけ。
 1gでも軽くしろ、要らないものは絶対に持つな。ジャングルマラソンでは、チェックの後に、
 荷物を預ける事が出来ます。装備品の仕分けをしていると、またスタッフが回ってきた。

  他の選手に、牛の装備を見て、要らないものは預けるようにとまで頼む始末。wwww
 そこまで信用がないのか?w とりあえず昼飯にしよう。水もどりあんこ餅を食べていると
 先住民のおばさんが寄ってきた。食べさせてくれと言っているようだ。

  どうぞどうぞ!食べてみてください。おばさんがパクリ、表情は微妙だ。美味しくないらしいw
 僕が食べても、確かに美味いとは思わない。しょせん保存食なんて、そんなものさ。
 先住民の皆さんにも美味いと言わせる食品を持っていきたかったな。それが残念だ。   
いよいよブリーフィングが始まります。
蛇や蜘蛛対策として、日当たりがよく、地面に落ち葉などが少ない、比較的きれいな場所を選んでいました。 ハンモックを降りる時も注意が必要。もしかしたら蛇や蜘蛛が待機してるかもよ・・・
日当たりがよく、地面が綺麗な場所を選んでいた。蛇や蜘蛛対策 蛇や蜘蛛などがいない事を確認してから、ハンモックを降りる
集落には雑貨店もあります。冷たいジュースが飲めるようです。小銭を持っていきましょう。 何を栽培していたのだろう?野菜?それとも花かな?
先住民の集落にあった雑貨店 冷たいジュースが楽しめます。 野菜?花? かなり高床式で栽培されていました。
大会前のブリーフィング、事前にスタッフ同士の打ち合わせをしていないため、意見が対立してしまった事もあった。 テレビ取材を受ける。過去に仮装して参戦した挑戦者はいないようだ。ジャングルマラソン2013 牛仮装 Jungle marathon cow
大会前のブリーフィングの様子。緊張感が高まってきます。 ここまで注目されていながら、不甲斐ないリタイアをしてしまった。

人気者になろう 〜 先住民の子供たちと楽しく遊ぶ 〜

  「ジャングルマラソンで一番楽しかったことは?」と聞かれたら、即座に「子供達と楽しく遊べた事です。」と答えると思います
 事前情報で、「現地の子供達が、皆さんの来るのを楽しみに待っています。何かプレゼントをしてあげてください、とても喜ぶと思います。」
 と聞いていました。国内の大会では、子供達から熱烈な声援やハイタッチを貰って、とても素敵な時間を過ごせていました。
 ブラジルでも素敵な時間を過ごしたい。仮装ランナーにとっての素敵な時間とは、やはり人気者になっちゃう!!! に尽きるのではないでしょうか!

  よし!ブラジルの子供達にもウケルように頑張ろう!日本をアピールしよう!と決めた。何が喜ばれるのだろう? 何を持っていこうか?
 まず基本的な考えを書き出してみました。
 @一緒に楽しく遊べるもの(物をあげるだけの一方通行では面白くないから)
 A食べ物の場合、自分用と子供達用を区別する。(自分にとって大事な時に尽きてしまわない為に、あげるとわかっている今回は区別する事にした。)
 Bなるべく他の人たちと被らず、日本らしいもの。
 C最初の集落だけなく、最終日にも配れるようにする。(途中で先住民の集落を何度か通ると聞いていました。ほとんどのランナーが装備軽量化の為
  に、スタート前の集落の子供達にしかプレゼントしないことは判っていました。僕は、少しでも不公平がないように、出来る限り多くの集落の子供達に
  配りたいと思っていました。震災でも一部の地域の子供達にはプレゼントが集中して埃をかぶってるくらいなのに、ちょっと外れた地域の子供達は
  何も貰えなかったと聞いていた。寂しい思いをしたかどうかは判らないが、ちょっとかわいそうだなと思いました。
  自分がプレゼントするなら、子供達に寂しい思いはさせたくないなと。)

  コンセプトは決まった。
 今回、子供達に持っていくお土産として決めていたものが、2つあった。
 ひとつはミルクキャンディ、もうひとつは黒糖飴です。ミルクキャンディは、皆さんの想像通りw
 黒糖飴にしたのは、サハラの子供達が食べた時の笑顔が良かったから。

  この2つの他に、キシリトールガムも持っていくことにしました。
 キシリトールガムにしたのは、チューイングガムが作られるきっかけになったのが、アマゾンの子供達が天然ゴムを噛んでいたからと聞いた事でした。
 日本のガムを噛んだら、どんな顔をするのかな?とても楽しみでした。

  あとは一緒に楽しく遊べそうなおもちゃを探す事。言葉でのコミュニケーションが出来ないので、説明が要らず、興味を持ってもらえそうなもの。
 結論、しゃぼん玉はどうだろう?ブラジルのしゃぼん玉事情をしらべるために、検索してみましたが出てこない。
 これは面白いかもしれない。しゃぼん玉に決定!あとは、どんなしゃぼん玉を作って見せるかだな。
 通販で調べましたが、結局一本棒タイプにしました。数を持っていくことと、複雑な形のものは、かさばる上に途中で壊れてしまう可能性もあるから。
 以上4点、ミルクキャンディ4袋、黒糖飴4袋、しゃぼん玉セット10、キシリトールガム5本

  選手達は、ハンモックの設営も終わって、子供達にお土産をあげはじめた。僕の所にも子供達が遊びに来たが、笑って誤魔化した。
 まだまだ早い。僕が子供達と遊んだり、お菓子をあげるのは、他の選手のお土産がなくなった頃と決めていた。
 しばらくすると子供達が暇そうにしだした! いよいよ、おいらの出番だな(・∀・)y
 早速しゃぼん玉セットを取り出した。ゆっくりと息を噴き出すと、綺麗なしゃぼん玉が一杯に飛び出した。
 2,3度繰り返すと、子供達がワッーと集まってきた。目が輝いている!よしよし!つかみは大成功。
 しゃぼん玉セットをプレゼントして、みんなでしゃぼん玉大会を楽しんだ。これほど受けるとは思わなかった。想像以上に喜んでもらえました。

  ここらで、ちょっとおやつタイム。みんなでミルクキャンディを舐めました。ほんとうに嬉しそう。
 持っていった僕の嬉しさは、彼ら以上ですね。良かった良かった。他の集落でも子供達と楽しく交流が出来そうだ!

  子供達の応援、それが俺のエナジー! よし!完走いける。この時は、そう確信していました。

子供たちに囲まれてご機嫌の僕 ジャングルマラソン2013 牛仮装 第1ステージフィニッシュシーン1 jungle marathon cow 子供たちから沢山の元気を貰えた。この時点で完走できると確信していた。 ジャングルマラソン2013 牛仮装 フィニッシュシーン2
仮装はぼろぼろですが、心は錦。最高の気分を満喫しました。 ジャングルマラソン1日目のフィニッシュ 歓喜の記念撮影。
先住民の子供たち みんな、とても明るくて、好奇心旺盛で、とてもかわいい子供たちばかりでした。 子供たちとシャボン玉を楽しむ。大人がシャボン、シャボンっていうからびっくりした。何気なく使っていたポルトガル語でしたねw
シャボン玉を吹くと、子供たちが集まってきました。 興味津々、一緒にシャボン玉を作って遊びました。大成功です。
1日目のCPの様子 15分間の休憩が義務付けられていた。無くても、それほど関係なかったと思うけどね。 各自思い思いの場所にハンモックを吊るす。コンパクトで高機能なハンモックを買うべきですね。
1日目のCPの様子、先住民の村がCPになっていました。 アマゾン初日のキャンプは、先住民の村になっていました。

アマゾンジャングルマラソン ついにスタート 〜 根性を見せる時来る 〜

今回のジャングルマラソンを象徴する1枚 ジャングルマラソン2013 牛仮装の雄姿 jungle marathon cow   レース前に心配したのは、コースマーク、トイレ、カットオフタイムの3つだった。
 コースマークは、色々なカラーテープが50cm〜2m位の間隔で付いているから、次のマークを見つけて
 から動くようにとの事だった。獣道がある場合を除いて、50cmの間隔でも見つけるのが大変だった。
 現地の人でも、自分の知らない場所にはいかないという理由が判る気がした。

  トイレに関しては、自然保護区と聞いていたので、処理の仕方を聞いておきたかった。
 よく判らなかったが、コース上でも普通にしていいようだ。特に規制はないと解釈した。

  一番理解出来なかったのが、カットオフタイムについてだった。
 回答の意味が理解できない。カットオフタイムがないと言っているようにも聞こえるが、ありえない。
 事前に他の参加者のブログを見ていた時に、ジャングルで暗闇になると危険なので、オーバーナイト
 では、暗闇でジャングルを走らせない設定になっていると書いてあった。

  ここで痛恨の勘違いを冒す。最後に「暗くなる前に帰ってきなさい。」という言葉があった。
 ここで上記のブログと合わせて、暗闇は危険という強烈な認識を抱いてしまっていた。
 実際は、カットオフタイムはなかった。暗闇だろうが、夜遅くだろうが、なんの問題もなかったようだ。

  1日目、スタート前に気勢を上げて、意気揚々とスタートした。みんな、かなり飛ばしている。
 僕は、林道をゆっくりと歩いていった。と、コースがテープで遮断されていた。??何だ??
 前の選手は、テープを乗り越えて駆けていった。僕は、コースマークを探した。ここから、ジャングルに
 入っていくようだ。前方の選手に大声で知らせたが、全く反応がない。そのまま見えなくなってしまった

  僕はコースマークどおりに歩くことにした。後ろが騒がしくなってきた。コースの間違いに気づいて、
 戻ってきたようだ。かなり焦っているようだ。見送っていると、外付けしてある装備を落していった。
 大声で知らせるが、ここでも気付いてくれない。声を出しながら、走った。やっと気づいてくれたようだ。
 食料など一式を落してたようだ。 何にしても、良かった、良かった。
獣道がある所は、割と楽でした。
ジャングルマラソンのコースイメージ このような道が出来ていると楽ですね。 ジャングルマラソン2013 牛仮装出陣式 jungle marathon cow
これは判りやすいコース。何箇所のマークリボンを見つけられますか? スタート前に気勢を上げる。見てろよ、俺の雄姿を!!
疲れていたのか、写真を撮られている事に全く気が付きませんでした。 ジャングルマラソン 1日目 jungle marathon cow
CPでの休憩の様子。汗を拭いたり、虫よけを塗ったり、結構忙しい。
 今大会では、1、2STAGEの各CPで、15分間の休憩が義務付けられた。
 僕は、CPで仮装を脱いで、肌に防虫剤を塗る事にしていました。
 僕が最後尾のスイーパー代わりの選手になっていました(*´Д`)w
 道迷い防止の意味もあったのでしょう。大会からGPSを渡されていました
疲れていたのでしょう、写真を撮られていた事さえ、わからなかった。
まだまだ元気は失われていない。気分よく歩けていました。ジャングルマラソン2013 jungle marathon cow 小牛郎と同行二人、彼がいる事もモチベーションの一つになっている。僕は遅いから、他の選手を見かける事が少ないしw ジャングルマラソン 2013 jungle marathon cow
まだまだ元気、元気 気分よく楽しめていた。 小牛郎と同行二人、彼がいる事もモチベーションの一つになっている。
沢山の子供たちに出迎えられて、ご機嫌の牛仮装 ジャングルマラソン 2013 jungle marathon cow
アメリカ陸軍採用の完全防水バックを仕様しています。色は警戒色の赤にしました。 ジャングルマラソン 牛仮装 2013 jungle marathon cow
  アメリカ陸軍も採用の完全防水パックを使用していました。
 開け方が特殊なので、他の人に開けられた時に壊されてしまった。
 なんだか、とても悲しい気分になりましたね。

  性能はとても凄かったし、50Lの容量も大満足でした。
 色は、警戒色の赤にしました。目立つ色の方が、獣に襲われない。
 と考えましたが、家畜以外の獣や蛇を見たのは、1度もなかった。
多くの子供たちが迎えに来てくれていた。嬉しい瞬間です。

仮装禁止が宣告される。翌朝、アマゾン川を渡る・・・泳ぐ 〜 とんでもない失敗をした 〜

二日目は泳ぎから始まった。   CP1にあっさりと着き、15分間の休憩を挟む。ここで医師の診察を受ける。レース前からの
 約束事項だ。大会にエントリーする前に、仮装で参加できるかの問い合わせはしていた。
 回答は、OK。即座にエントリーした。しかし、メディカルチェックを受けると、医師が難色を
 示し始めた。僕は必死になって、これまでのトレーニングを強調し、ジャングルよりも過酷な
 岩盤浴でも練習してきたと伝えた。医師は、認められないとw そこで俺は怒って言った。
 僕は仮装で参加する。もし、少しでも熱中症の症状が出たら、即座に中止勧告してください。
 僕は、いつでも従いますと啖呵を切った。医師もびっくりしたようで、それならとOKを出した。

  CP1で1回目の診察、結果はOK。まったくの問題なし。俺からすれば、当たり前だ。
 何がジャングルだ、日本の真夏の大会の方がもっと辛いわ。(*´Д`)w 暑さは、楽勝。

  しかし、ここで痛恨のミスをしてしまう。あっさりと1日目が終わろうとしたゴール1km前、TV用
 のフィニッシュシーンを考えていた。夕闇迫るジャングルを、一人ゴールする・・・なんか画に
 なりそうだな。よし、ここで休憩をしよう。今思えば、この事が仮装禁止につながったと思う。
 まだ日は高く、夕闇の中をゴールするには、あと3時間は休憩しなければいけない。
 道端にビニールを敷いて、寝る事にした。(*´Д`)w これが大問題を起こす。倒れていると
 思われたようだ。車でスタッフが駆けつけてきた。ここで颯爽と駆けだせば問題はなかった。
 あくまでもTV用の画にこだわる僕は、ねばって寝ていた。休憩で、体調は問題ないと伝えて
 いた。しかし、彼らには、そう見えなかったのかもしれない。ゴール手前で完全にグロッキー。

  子供たちに迎えられて、最高にフィニッシュを果たす。しかし、スタッフからとんでもない宣告
 を受ける事になった。仮装着用を3日目から禁止すると。僕は、即座に答えた。もし禁止なら、
 3日目で大会からドロップアウトします。釈然としないまま、1日目が終了した。こうなると興奮
 して寝れない。選手・スタッフから100m以上は離れた場所にハンモックを吊るした。

  ポーランドとベネズエラの選手が、心配して見に来てくれた。一緒に向こうで寝ようとも。
 いや、鼾がうるさいから、みんなに迷惑をかけるから、ここに寝るのだというと納得してくれた。
二日目は、泳ぎからスタート。僕は、泳げないのだけど
二日目スタートの様子 おいおいおい 救命胴衣貸してください 一人、また一人とアマゾン川に入っていく。恐れはないようだ。 
おいおいおい、救命胴衣貸してください。あっさり断られる。 一人、また一人とアマゾン川に入っていく。恐れはないようだ。
途中引き返して、再度の挑戦で渡り切る事が出来た。溺れたが、気持ちは切れなかった。 俺の馬鹿野郎! 救命胴衣くらい持ってこい。
完全に溺れた。死ぬかと思った。助けに来るのが遅すぎる(>_<) 俺の馬鹿野郎、救命胴衣くらい持ってこい。死ぬぞ。
川から上がり、牛仮装に着替える。 ジャングルマラソン 2013 jungle marathon cow 足元には、手作りの蛇ガード。みんなから褒められました。 ジャングルマラソン 牛仮装 2013 jungle marathon cow
川から上がり、牛仮装に着替える。この時点でTOPは、CP1に着いてる頃 足元に着いているのが、手作りの蛇ガード。みんなから褒められました。
手首のリングは、虫よけです。両手両足に着けてみたが、効果は怪しい。
取材を受ける。
  かなり取材を受けていた為に、有頂天になりすぎていたかもしれない。
 これで完走していたら、伝説になっていただろうに・・・ 根性がなさすぎ
 現在、リベンジは全く考えていません。別のアマゾンジャングルマラソン
 には挑戦をしてやろうと思っている。もう仮装を脱ぐのは、嫌だから。

  今回は、あまりにも準備不足、練習不足だったと反省している。
 別の大会は、さらに奥地で行われる危険度が高い大会なので、
 かなりの覚悟と練習が必要なってくるだろう。
 伝説を作りたい。それが俺の夢なんだ。 
手首のリングは、虫よけです。あまり効果がなかったが、両手両足に着けた
左足に大怪我負った。かなり深く切ってしまった。   翌朝、川渡りからレースが始まった。泳げない僕が、牛仮装着用で川に入る事は危険と判断した。
 川に入ると、足が全くつかない。ロープでも体を支える事はできず、水に沈んだ。こうなると完全防水バックだけが
 頼りになる。しかし、バックを持つと前に進まない。ここから恐怖の・・が始まった。前半、完全に溺れた。
 どうする事も出来ない。水を大量に飲んでしまった。なんとか岸に戻る。再度挑戦するが、こうなると気持ちでいくしか
 ない。幸い、心は折れていない。救助スタッフに助けられながら、なんとか向こう岸に渡る事に成功した。牛仮装に着
 替えて、ジャングルに向かう。周りには、もう一人の選手もいない。TOPは、CP1に着いた頃でしょう。

  順調にコースを進んでいると、遠くからかなり大きな滝の音が聞こえてきた。水量豊富なアマゾンらしいと感心して
 いると、それが滝の音ではない事に気付いた。土砂降りのスコールの音だった。まさに滝のように降ってくる。
 最初は雨宿りをしていたが、ヘッドライトが必要になりそうなほどの暗闇になってきた。恐怖心が沸き起こる。
 即座に牛仮装・レース服を脱いで、下着姿になった。これなら雨水を含んでも、それほど重くない。
 一刻の猶予もない。ゴールを目指さなきゃ。ここで大怪我をする。大きな倒木の上に立った時だった。後ろで、ガサッ
 と大きな音がした。振り向くと、葉陰から黄色の模様が見えた。かなり大きな豹が出たと思った。慌てて逃げようと
 して木から真っ逆さまに落ちてしまった。顔面を強打し、枝で左足を深く長く切ってしまった。足音が近づいてくる。
 もう駄目かと思ったら、スタッフだった。自分のビビりと、その馬鹿馬鹿しい結果に、自分が嫌になった。

  少しでも早くゴールしたい。その気持ちだけで走りに走った。恐らくこの時の走りは、TOPクラスだったろう。
 ここで第二の事件発生。ルートが見つからない。木に吊るされたビニールテープの前には、牧場の入り口にあるよう
 なゲートが閉まっていた。左右にどちらかに進むしかないが、左は沼だった。右は、もと来た道に戻りそうな感じ
 ゲートの向こうも確認してみるが、ビニールテープを見つける事が出来なかった。完全に道が判らない。
 スタッフが追いついてきた。ルートを聞くと、判らないという。そんな馬鹿な・・・。教えていけないといわれてるのかも。
 結局、右往左往する事、約40分位して正しいルートを教えて貰えた。ゲートを越えていけばよかったようだ。 
左足に大怪我を負う。

運命の3日目 リタイアを告げる。 オーバーナイトに殺人予告 〜 大量の離脱者が出た。 〜

  昨晩は、色々な選手に助けられた。足の治療をしてないと知ると、みんなで治療をしてくれた。
 そればかりでなく、ハンモックで寝づらくしていると知ると、ベットを持ってきた。w
 信じられないほど、親切な選手ばかりだ。本当に嬉しくなる。

  3日目のスタートも川を渡るところから始まった。主催者からは、船に乗りなさいと勧められたが、俺にも男の意地がある。
 乗らずに、なんとか渡りきることに成功した。2度目の今回は、割とスムースにいったと思う。しかし、代償として、手に大きな水ぶくれを作った。
 今日は、禁止された仮装をすることもなく、淡々と歩いていくだけだ。しかし、もうやる気が0に近い。足にも力が入らない。
 2km1時間のペースになっている。俺は、間違えていた。禁止されようと、自分の道を行けばよかったのだ。

  禁止された事を知らないふりをして、誤魔化すことも出来たかもしれない。着て挑めば、良かった。
 CP3に到着したのが、15時頃だったか。次のCPまで10km強も残っていた。このまま進めば、夜になる。
 もういいや、投げやりになっていたようだ。リタイヤと告げて、さっさと休憩に入った。俺は、本当に最低な男だった。

  しかし、俺を除く全員が、最高に熱い思いを持って臨んでいるレース、それがジャングルマラソンだ。
 常人なら尻ごみするようなコースを、ひたすら、ただひたすらゴールを目指して走っている。
 帰ってきてから、ジャングルマラソンの写真を見るたびに心が震える。2日目までは、まさにお遊びのコースだった。
 俺は、ジャングルのジャも経験していなかった。蛇も見る事がなかったしw

  しかし、蛇よりも恐ろしい人間の殺人予告が起こるとは、誰が予測できただろうか?
 夜も深まった22時頃だったろうか?突然「ブリーフィング」「ブリーフィング」と大声で呼びかけが始まった。
 こんなに遅くになって、どんなブリーフィングをするのだろう?リタイアした自分には全く関係がなかったので、傍観していた。
 一人の選手が涙を流していた。何が起きたのだろう・・・ とても気になって、ハンモックから降りて、みんなの所に行く事にした。
 日本人参加者から、「殺人予告が起きて、大会の中止、あるいはコースの変更を計画しているようだ」と説明された。

 なんでもバイクで移動した為に失格になったブラジル人の参加者が、「ランナーを一人ずつ撃ち殺す」と主催者に言ったそうだ。
 悪い事に、彼の家の近くを通るコースになっているらしい。酔った勢いで、ライフルでも乱射されたら、それこそ大惨事になる。

  深夜まで主催者と参加者の検討は続いた。結局結論が出ず、明朝9:00に主催者が決定を下すという事になったらしい。
 結論は、13:00スタートになり、大幅にルートが変更された。途中からアマゾン川を船で20km位移動するようだ。

  しかし、この時点で参加者は半分以下に減っていた。殺人予告にも屈しない、最後まであきらめない奴らだけが残った。
 現時点でTOPを独走していたランナーは、サンタレンへ戻ることを決めたようだ。気の合うランナーが、二名もいなくなってしまった。
 そして、ついにオーバーナイトは始まった。
ジュースが振舞われたり、こんな嬉しいサービスもあった。 綺麗なビーチがBCになっている場所もあります。泳ぎも楽しめます。
ジュースが振舞われたり、こんな嬉しいサービスもある。 こんな綺麗なビーチが、BCになっている。泳ぎを楽しめます。
ピコピコハンマーを片手に走っているランナーもw
こんな安全そうに見える場所でも注意は必要です。蟻に襲われました。
  こんな安全そうに見える場所で、蟻に襲われました。
 蟻が渡ってこれないような蟻返しや忌避剤が必要かもしれない。

 ハンモックは、もっと高く吊るした方がいいようです。しかし、降りる時に
 怖いので、この低さにしてあります。蚊は、1m以上高く飛べないそうです

  
子供たち用のお土産かと思ったら、ピコピコハンマーを持って走ってた。
運命のオーバーナイトスタート 先着10名が、この小舟に乗って対岸に渡ります。
運命のオーバーナイトステージが始まる。 先着10名が、小舟で渡る。残りの選手は、一括してフェリーで行く。
夜中になっても、沢山の選手が帰ってくる。 歓喜のフィニッシュ!
夜中になっても、沢山の選手が帰ってくる。よく走れるものだと思った。 歓喜のフィニッシュ! 
オーバーナイトのフィニッシュ地点。 一人、日光浴を楽しむ。
オーバーナイトのフィニッシュ地点。フェリーがスタッフの寝場所だ。 一人、日光浴を楽しむ。これは、これでなかなかきつい作業だw
アマゾン川で水浴び。 こんなにも透明度の高いアマゾン川
こんなにも水が透き通っている場所もありました。しかし、ここでワニとか、アナコンダ、ピラニアが来たら、見えるだけに恐怖ですね。

感動のフィニッシュを見守る そして最終日に再び走る機会が!

地元の方から、一緒に写真を撮ろうと嬉しいお誘いが。 ジャングルマラソン 牛仮装 2013 jungle marathon cow   オーバーナイトは、フェリーから観戦していた。次々と選手が帰ってくる。先着10名が小型
 ボートに乗って、対岸に移る事が出来る。残りの選手は、フェリーで待機し、全員が揃った所
 で対岸に向かう事になっていた。10名が揃い、小型ボートは出発した。その中に日本人の
 姿はなかった。日本人選手は、遅くに帰ってきた。熱中症にかかり、走れなかったそうだ。

  翌朝起きると、日本人選手他数名が船で寝ていた。??なんで寝ているの??
 もしかして寝過ごしたのかと思い、起こすと「リタイアしたから」とかなり険悪な感じで言われた
 アリさんの友達もリタイアしたようだ。2名とも俺から見ると余力を残しているようにも見えた。
 コースが変わり、走る気力が無くなったから辞めたという感じなのかもしれない。

  レースを見ていると、次々にゴールしてきた。みんな泣いていたり、少しも感動を隠さない。
 一人で走ってくるのは怖い為か、少なくとも2名、多い時は5名位のグループで帰ってきた
 みんな抱き合ってる。僕もこんな感動的なシーンを味わってみたかったと思った。

  翌日は、約8kmの記念ランが予定されていた。僕も参加させてもらえる!!
 また牛仮装で楽しく走れる。心が躍った。

  寝る前に足のケアをし、牛仮装も点検し、万全の準備をして朝を待った。

  早起きして準備していると、ポーランド人のサポートスタッフがやってきた。
 一緒に散歩に行こうと言っているようだ。足慣らしに、少し遠出してみた。
 帰ってくると、スタッフも参加しての記念ランが始まった。

  スタッフのウキウキした気持ちも伝わってくる。しかも、みんな速い!!あっという間に一人
 しかし、ビーチで遊んでいた人から水を貰ったり、見たいと思っていたイルカを死骸だけど
 見れたり、一緒に写真を撮ってくださいという嬉しいお誘いを受けたり、川を牛仮装で渡ったり
 めちゃくちゃ楽しい時間を過ごす事が出来た。牛仮装最高!!
地元の方から、一緒に写真を撮ろうと嬉しいお誘いが
最終日はスタッフも交じって、約8kmの記念ランが催された。牛仮装で楽しく参加。 ジャングルマラソン 牛仮装 2013 jungle marathon cow ゴールの後は、ランチタイム。俺には、コーラが一番美味しい。
約8km位のコースが用意されていた。なかなかきついね ゴール後には、ランチタイム。コーラが一番美味い。
観光客の見守る中を颯爽と駆け抜ける。!? ジャングルマラソン 牛仮装 2013 jungle marathon cow ゴジラとメカゴジラの戦い。こんな雲もある。
観光客の見守る中を颯爽と駆け抜けて!! のようにみえる写真(*´Д`)w ゴジラとメカゴジラの戦い。赤い放射能を出しているようにも見える。
太陽の光が燦々と降り注ぐという表現がぴったりの写真が撮れた。 ジュースなどを積んだ冷蔵庫船。こんなかわいい船が欲しい。
太陽の光が燦々と降り注ぐという表現がぴったりくる写真が撮れた。 アマゾンでは、船が必需品。この船は、冷蔵庫船。ジュースなど売ってます

JUNGLE MARATHON 愛すべき仲間たち 〜 最高の戦友、そしてスタッフ 〜

ジャングルマラソン 2013 牛仮装の戦友たち jungle marathon cow
ジャングルマラソン 牛仮装とスタッフ jungle marathon cow

HOTEL&表彰式 〜 かなり遠くのレストランまでバスで移動した 〜

最終日に泊まったホテル 表彰式、パーティー会場
最終日に泊まったホテル。シャワーだけ浴びて、空港で過ごした。 バスに揺られる事、約2時間位。このレストランが、パーティー会場
パーティー会場1 パーティー会場2 パーティー会場3
全員が揃い、パーティーが始まったのが、夜9時頃。w それまでスイカとパインだけで過ごした。表彰式は、参加者全員が表彰された。 

ジャングルマラソンで気をつける事

  常時湿っている状態に置かれるので、皮膚がふやけやすくなっています。
 マメも股ずれも重症化しやすいので、注意が必要です。薬を塗り忘れると、すぐにハエがたかります。
 二次感染も起きやすくなるので、疲れていても治療を最優先にするべきだと思います。

ふやけた足は、マメやぺろりと皮がはがれやすくなっています。 股ズレも何箇所もできるかもしれない。かなり前からダイエットも必要でしょう。
ほとんどのランナーの足が酷い状態に 股ずれは、特に歩けなくなるので注意が必要

レンソイス砂漠・バヘリーニャスを旅する 〜 幻の魚を見てみたい。 〜

  ブラジルを訪れた目的の一つであるレンソイス砂漠について書いてみたいと思います。砂漠に出来る水たまりに、いつの間にか増えて、干上がると
 いなくなってしまう魚がいるらしいと、子供の頃に聞いた。小さい頃から釣りをしていて、釣りの本ばかりでなく、図鑑まで読み漁った僕なのに、そんな魚
 の話は読んだ事はなかった。冗談でも言っていたんだろうと、信じていなかった。

  しかし、テレビ番組を見ていたら、本当にその魚が実在している事を知った。卵の状態で乾期を過ごし、雨期に孵化する小さな魚だった。
 その衝撃は、今でも忘れる事ができない。そんな奇妙な魚が実在する!これは、絶対に見てみたい。

  場所は、ブラジルのレンソイス砂漠だという。大河と潮の流れ、そして風の力によってできた、まっ白い砂漠だという。魚ばかりでなく、砂漠も珍しい。
 早速ジャングルマラソンの日程を調べてみると、10月上旬だった。レンソイス砂漠の水が引き始めるのが、10月となっていた。これは、行くしかない!
 レンソイスが、俺を呼んでいる。この時は、魚の寿命まで考えが及ばなかった。水が無くなるまで生きているだろうと思っていた。

  サンタレンからサンルイスに飛び、長距離バスに乗って、観光拠点の町バヘリーニャスに向かった。長距離バスは、バス停がない場所でも乗降でき、
 トイレ休憩で利用するレストランでは、ケーキやコーヒーなどが無料で提供されている。丁度日没して、暗闇になった頃に到着した。

  ここからドキドキタイム開始、今日の宿を見つけなければ・・・いけない。降りると、一目で旅行者と判ったのだろう。客引きが来た。
 よし!ふっかけられてもいいから、ここは乗っかろう。すぐ近くの宿を紹介された。110レアルは、ちょっと高すぎる気がしたがしょうがない。
 ここに決めて、さらに客引きに明日のレンソイスツアーを申し込めるか聞いてみると大丈夫だと言う。こちらは相場の60レアルだった。
 明日の予定は、14:00ホテル前出発で魚のいる池に行き、夕暮れも楽しむコースに決まった。翌朝早起きして、街を散策した。

  町外れに砂丘があるようだ。早速行って登ると、綺麗な風景が広がっている。この分なら、レンソイスもかなり期待できそうだと心が躍った。
 散歩を早めに切り上げて、約2時間ほどホテル前で待機することにする。約束時間よりも5分遅れて、バスが到着・・・。
 たった5分位と思うかもしれないが、約束場所を聞き間違えたのではないかと、気が気ではなかった。
 ジープは、予約制で各ホテルを巡回してお客さんを拾う。この時点でジープには、僕とガイド二人と砂漠の村の人とドライバーの5名が乗っていた。
 他のジープを見ると、7割方埋まっている。なぜ?このバスだけ、ほぼ貸切状態なのだろうか?これから他のホテルに向かうのだろうか?

  5人を乗せたジープは、商店で止まった。ここで水を買いなさいと言う。水は、1L持っていたので要らないと断った。
 途中寄り道することなく、郊外に向かい始めた。どうやら、このバスだけお客さんがいないようだ。
 このバスだけ、ほぼ貸切状態だった。なぜだ!?疑問が浮かぶ。放射能に汚染された日本人だから?(福島、福島と笑っていた外人がいた)、
 行く方面が違うから?(北と南に2つの見所がある)、牛仮装の人だから?(その時、ジャングルマラソンのTシャツを着ており、ポルトガル語で牛を表す
 ボイという言葉を何度か聞いた。2日目のホテルも50レアルでいいから、うちに泊まりなさいと送迎付きで誘われた。更に、長距離バスのチケット売り場
 に車で送ってくれたり、街のガイドをしてくれたり、翌朝は早朝にもかかわらずバス停まで送ってくれた。宿のDVDやパンフまでくれた。本当に親切に、
 して貰えた。心から感謝しました。初日の宿は、110レアルも取って、朝食も付かないし、部屋もこの宿よりも格下でした。)

  レンソイスに着くと、早速魚の池に向かう事にした。歩いて30分位だという。途中でフランス人達が水辺でくつろいでいた。
 お前もここで休んでいけとガイドから言われたが、水辺に寝そべる趣味はない。魚の池に行こうと促す。よっしゃ!いよいよ到着した。

  早速水着になり、池の中に入っていった。水は浅く、水着でなくても楽しめそうだ。水中に潜りながら、魚を探す。影も形もない。
 池を間違えたのではないかと、ガイドに尋ねると「間違いなく、ここが魚のいる池だ」と言った。それから1時間、さほど大きくもない池を探しまわった。

  魚の死骸さえ、発見する事が出来ない。時期が遅すぎたようだ。残念無念。
 お土産に、袋一杯に砂を入れた。世界中の砂漠の砂を使って、砂時計を作ってみるのも面白いかもしれない。
 水に入れたら、魚が現れたりしてwww 
 次の日は、早朝6:00発でサンルイスに戻る。残金は、約10レアル。ww
レンソイス砂漠1 レンソイス砂漠2 レンソイス砂漠3
信じられない程の青い空と白い沙漠が広がってる 白い砂、青い空、透明な水、そして黒い顔w 坂道を上がると、白い砂漠が広がっています。
レンソイス砂漠に向かうジープ フェリーで川を渡る。
特製ジープに乗って、レンソイスを目指します。僕には、2名のガイド。 フェリーに乗って、川を渡る。ここから悪路を走っていくことになります。
レンソイス砂漠入り口にあるレストハウス 帰り道のフェリー乗り場前にもレストハウスがあり、食事ができる。
レストハウスに到着、ここから歩いて砂漠に向かいます。 帰り道のフェリー乗り場前には、レストハウスがあり、食事ができます。
魚の池の水中写真。すでに産卵も終わり、魚も死滅していたようだ。 レンソイス砂漠の夕日
もうすでに産卵が終わり、魚は死に絶えたようだ。死骸もない。 レンソイス名物の砂漠の夕暮れ。幻想的な一時を過ごす。
斜面一面に実がなっていた。 珍しいので食べてみたが、それほど美味しいわけではなかった。誰も採ってないはずだw
斜面一面に、この木が生えていました。果実もなっていたので、パクリ それほど美味しいわけではないが、別に食えなくもないw
バヘリーニャス行きのバス乗り場 バスに乗ったら、まず降りたい場所を運転手さんに伝えておく事。
このバスターミナルからバヘリーニャス行きのバスで出ていました。 降りたい場所を、事前に運転手さんに伝えておいた方がいい。
バヘリーニャスの町中に砂丘がある。 綺麗な川が流れ、砂丘もある。観光で発展してきた町
町中にある大砂丘、とても雰囲気があっていい感じでした。 砂丘と美しい川のある、小さな町です。主な産業は、観光です。
1泊目のホテル 2泊目のホテル
客引きに紹介されたホテル 1泊110レアルは、高い気がする。  50レアルでいいよとオーナーから送迎付きで誘われた。とても親切だった。
MDS 2013 JUNGLE 2013 SAHARA 2014 MDS 2014
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