調査ルート1 (滝尾神社→舗装道路→林道→山道 下地図参照)
 Youtube動画へリンク(道路との分岐点から山道の終点である滝手前まで)

  稚児ヶ墓に行く道は、基本的には女峰山の登山道を登るのが正解です。
 しかし、国土地理院の地図で見ると、道路から林道が分岐しており、稚児ヶ墓の手前まで
 行けるような気がしました。それならばと、行ってみる事に。

  動画のスタートは、道路と林道の分岐から始まります。
 砂防ダム建設のために造られた林道のようです。
 いまは車両通行止めのゲートが閉まっていました。脇を通り抜けて、林道へ入ります。
 
 女性一人で歩くような道ではありませんが、普通のシューズでも十分歩ける道になります。
 道が終わり、更に進むと傾斜のきつい斜面に挟まれた谷になりました。
 稚児ヶ墓までは直線距離で300mほどですが、かなり傾斜のきつい斜面を登らねばなりません。

  とても登れるとは思えないので、ここまでで撤退する事にしました。
  撤退した帰り道、白く輝く頭蓋骨を発見。ドキッとしました。
 長さは20cmほどでしょうか?面長な感じの頭蓋骨でした。

  道に迷う事はないので、こちらを歩いたとしても心配はないと思います。
 まず、ないと思いますが、無理をしてあの斜面を登っていくと、かなり危険な感じがします。

  また、この辺りは、山の影響で携帯が繋がりにくいようです。注意看板がありました。
 では、写真で見ていきましょう!
林道から稚児ヶ墓を目指す。拡大地図
Sからスタートして、稚児ヶ墓方面を目指しました。稚児ヶ墓の手前に崖がありますが、近くまで行けそうな気がします。
砂防ダム作業道に入る。
  滝尾神社から更に奥に進むと、この分岐が出てきます。(上の地図のS地点になります。)
 舗装道を進むと、氷の神殿やアイスクライミングで有名な雲龍瀑がある雲龍渓谷に続いています。
 私は、左にある林道を進む事にしました。
林道手前には遮断機が設置されており、車両進入禁止の標識がある
  入口には遮断機が設置されており、車両進入禁止の表示がされていた。
 漢字が読めなくても、ここから先に進んではいけないという事は判ると思うので、恐らくこの先に進まないと思われる。
 特に慎重な性格で教員のヴェロンさんなら、絶対に行かないと思う。

  これが出てきたことで、このルートの可能性は無くなったが、一応進んでみる事にしました。
稚児ヶ墓方面に続く林道1
  100mほど歩いただろうか、道は歩きやすいし、川のせせらぎも気持ちがいい。
稚児ヶ墓方面に続く林道2 リボンがあった。
  更に進むと、ここ一カ所だけにリボンがあった。川の流れは右側に変わったが、歩きやすいなだらかな道が続く。
砂防ダムが出てきた。
  道はヨシ原に隠れて無くなったが、構わずに更に奥に進んだ。と、巨大な砂防ダムが出現した。
 下を通って奥に行こうとしたが、靴が濡れそうなので断念。
 右の斜面を見ると、上の方にガードレールが見えた。強引に斜面を上がる事にした。
上から砂防ダムを見る。
  斜面を上がると、道が復活した。上から見た砂防ダムは小さく見えた。
砂防ダムの上から下流を望む
  高所恐怖症なので、はっきり言って足が震えた。しかし、この写真があると、地形が一発で理解できる。
 (写真)砂防ダムの上から、下流域を撮影。
林道の終点まできた。
  GPSで見ると、ここが国土地理院の道が無くなる場所になります。
 更に進めそうなので、行けるところまで行ってみましょう。
滝が見えてきました。
  奥に堰堤が見えます。更に進めそうですが、ここで引き返す事にしました。
稚児ヶ墓方面の斜面
  稚児ヶ墓方面の崖を撮った写真。
 あと300-400m位で稚児ヶ墓に着くと思いますが、この斜面を登らなければなりません。
鹿の頭蓋骨と思われるものが落ちていた
  漂白したように真っ白い物が見えたので、駆け寄ると動物の頭蓋骨だった。鹿でしょうか?
携帯の電波が通じない事の注意看板
  滝尾神社からそう遠くない場所に、携帯電話の電波が通じない事を注意した看板が立っていた。
 まとめ:白糸の滝からSの分岐までは、1.5km位あります。 Sの分岐から引き返し地点まで1km位です。
 合計 2.5km程の道のりですが、女性一人で行く可能性は極めて低いと思います。
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