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最後は稲荷川右岸の調査になります。ここを捜索すると、滝尾神社周辺は、すべて捜索した事になります。
皆さんが報道などで目にした川は、左下を流れる大谷川になります。 |
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もともと河原に関しては、軽い捜索をして終わりにするつもりでした。
気が変わったのは、この猿を見かけたからです。
宮城県では、キツネ村というキツネの飼育施設がとても人気です。これは、外国人がブームの火付け役です。
日本人から見ると、わざわざキツネ?と思うかもしれませんが、もしかするとアフリカ人もわざわざシマウマやキリンを
見に来る外国人を同じような目で見ているのかもしれません。
もしかすると、この猿を追って稲荷川の河川敷に下りてしまった可能性があると思いました。
果たしてどのような風景が広がっているのでしょうか? |
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滝尾神社から下流の稲荷川右岸の調査 稲荷川橋まで |
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道路を挟んで反対側の山林は、杉が植林されていて整然とした光景が広がっていました。
反対に河川敷は、人の手が入らない自然のままの風景が広がっています。 |
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大谷川、稲荷川ともに堰堤が多く、いかに水害に悩まされてきた地域かという事が判ります。 |
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堰堤の様子です。冬なので水量が少なく、とても澄んだ水が流れていました。 |
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道路の横には水路がありました。もしかすると、この水路に落ちた可能性があると思います。
てんかんの発作などが起きて、フラフラと水路側に向かってしまった場合、鉄線が低い位置にある為に足をとられて
水路に落ちてしまう可能性があります。水路の幅が狭いので、押し流す力も強くなりそうです。 |
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道路と川の間は、このような護岸か、水路、雑木林になっておりました。
見通しの良い場所が多いので、倒れていたら発見できると思います。 |
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滝尾神社から上流部の稲荷川右岸の調査 |
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続いて稲荷川右岸の滝尾神社上流部の調査をします。工事の残骸なのか、この周辺は遮断機が多い。 |
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河川敷に出ると、落ち葉がフカフカの絨毯になっている広い道?があった。 |
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いくつ作ったのか?堰堤、堰堤、また堰堤(笑) この堰堤には、赤いリボンが付けられていた。意味不明・・・ |
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更に進むと、道が無くなり、崖を歩く事になった。もうそろそろ戻ろうと決心するよいきっかけになった。(笑) |
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更に進んで、広場になっているところから林道まで向かう事にしました。
捨てられた冷蔵庫には、厚くコケが生えていました。 |
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猿を見かけた時は、もしかすると猿を追いかけた可能性もあるぞと意気込んで捜索しました。
全くの徒労に終わりましたが、これで滝尾神社周辺のすべて場所での捜索が終わりました。
この結果、病気や怪我、道迷いによる遭難での行方不明の可能性が限りなく低い事がはっきりしました。
少なくとも、この滝尾神社周辺での遭難はあり得ないと思います。
しかし、ヴェロンさんがこの周辺に来ている事は、ほぼ間違いないと思います。
では、一体何が彼女の身に起きたのでしょうか? |