稲荷川沿いの道を通り、滝尾神社に至るルートの調査報告

滝尾神社周辺地図 関連場所記載済

  このルートは、2つの可能性が考えられます。
 一つ目は、日光橋付近の分岐を右に進み、稲荷川橋手前を左折して滝尾神社に至るルート。
 二つ目は、日光橋付近の分岐を左に進み、赤点線のような感じで東照宮エリアを抜けて滝尾神社に至るルート。

  検証は、ホテルから分岐1まで、分岐1から稲荷川橋左折ルート、分岐1から東照宮美術館経由ルート、
 合流1から瀧尾高徳水神社前駐車場まで、の4つに分けて行います。

 ホテルから分岐1までの道のり
ヴェロンさんの宿泊ホテル前の道路の様子
  ホテルから分岐1までは、どの道を通っても舗装道路になります。
ホテルから滝尾神社周辺に向かう道の最初の交差点に憾満ヶ淵の案内看板が設置されていた。
 最初の交差点には、憾満ヶ淵の案内看板が設置されていました。ここを右折します。(直進:西参道・輪王寺方面)
大谷川の川沿いの道には、しっかりとガードレールが設置されている。
 大谷川沿いの道を歩きます。ガードレールがありますので、川に落ちる可能性は低いと思う。
国道120号と合流する。
  更に進むと、国道120号に合流します。広い歩道が出てきました。
神橋付近の様子
 ヴェロンさんが家族に送った写真の中に、この神橋を写したものがありました。
分岐1の様子 直進すると稲荷川橋、横断歩道を左折して石段を登ると東照宮などに行く道
 ここが分岐1になります。道路を道なりに直進すると稲荷川橋に出ます。
 歩道を渡り、石段を上がると日光東照宮エリアになります。

 ホテルから分岐1までご覧頂きましたが、何の問題もない道という事がお分かりいただけたことと思います。

 分岐1から稲荷川橋手前を左折するルート
道路の様子
 分岐1を進むと、このような道になります。柵付きの歩道もあり、安全に歩ける道です。
稲荷川橋の手前を左折する。
 稲荷川橋が見えてきました。橋手前で左折し、食堂脇の道に入っていきます。
工事車両通行の注意看板
 左折すると、稲荷川に沿って道が続いていきます。砂防工事が行われており、工事車両(トラック)が通ります。
 ガードレールはありますが、歩道は無く、道幅もダンプ1台よりちょっと広い位です。すれ違いは出来ません。
稲荷川沿いの道にも、しっかりとガードレールが設置されている。
 更に同じような道が続いていきますが、何の変哲もない道です。
合流1の様子 稲荷川沿いの道から滝尾神社方面を撮る。
 ここが合流1になります。逆Yの字で合流する感じです。特に問題のない道のりでした。
 分岐1から日光東照宮美術館を通るルート
山内地区の入口
 ちょっと判りにくいですが、山内地区の入口です。
山内地区の道の様子
 恐らく地元の方しか通らないような道になっております。
養源院跡の様子
 養源院跡:徳川家康公の側室を祀った寺になります。家康公の死後、側室は若かった為に他家に嫁ぎました。
 その側室が日光を参拝に訪れた際、急死してしまったそうです。家康公の嫉妬ではないか?と騒がれたそうです。
 その後、水戸家の庇護を受けておりましたが、明治の神仏分離の際に廃寺となったそうです。
 日光参拝の便宜を図ってもらうために、松尾芭蕉が訪れた事もあるそうです。

  ここを過ぎると、合流1になります。
山内地区から見た合流1の様子 直進すると、滝尾神社。
 山内側から見た合流点。このまま進むと、滝尾神社になります。
 合流1から白糸の滝付近まで(瀧尾高徳水神社前駐車場)
待避所の様子
 滝尾神社への道は幅が狭く、待避所が数カ所あります。
瀧尾路と隣接して走る道路の様子
 瀧尾路(史跡探勝路)と道路が隣接している場所もあります。
すれ違いの様子
 すれ違いの様子です。この道は、砂防工事のダンプカーも走っております。
道路を歩く外国人
 外国人も歩いていました。なんで道路の方を歩くかな?(笑) 瀧尾路を歩けばいいのに・・・
立入禁止の看板
 立入禁止の場所も多くありました。
瀧尾高徳水神社前の駐車場の様子
 瀧尾高徳水神社前に駐車場があります。シーズンオフ、遅い時間にもかかわらず、数台の車が止まっていました。
 これならば、ヴェロンさんが歩いていたら、誰かが目撃してそうな気がします。

 まとめ:滝尾神社周辺は、観光客が少ないといわれる場所と言われておりますが、それでも日光の名所です。
 私の訪れた日は、シーズンオフの12月で、時間も夕方でしたが、数台の車が駐車しておりました。
 ヴェロンさんの失踪した7月29日は、どこくらいの観光客がいたのでしょうか?

  病気などで倒れて、そのまま発見されないという可能性は、ほぼないと言い切れそうな気がします。
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