恵山について(権現堂コース・周辺施設など)
函館市発行の観光ガイドマップなどを参考に紹介させていただきます。

函館まちあるきマップの亀田半島の地図になります。

  恵山のある恵山地区は、亀田半島の東端にあり、函館駅より約45km離れております。

函館まちあるきマップの恵山周辺の地図になります。

  函館市発行のガイドマップでは、美しき祈り山「恵山」と紹介されております。
 このガイドマップを見ても分かる通り、恵山周辺の観光施設や観光地は少ない。
 3つある展望台からの眺め、恵山・海向山の登山、温泉施設、道の駅になります。

  普通なら恵山登山が終わったら、徒歩でどこかに行くよりも車で次に向かうはず。
 行方不明になった少年がわざわざ徒歩で行きそうな場所は、どこにもないと思われます。

函館まちあるきマップに載っている恵山までのアクセスです。

  自家用車利用以外のアクセスは、バスしかない。タクシー利用は現実的ではなさそう。
 恵山から誰にも気づかれずに家出をする事は、かなり難しいと思います。

函館まちあるきマップの恵山周辺の観光地図になります。

  恵山山頂から徒歩で観光できそうなのは、岬展望台や恵山展望台になります。

 マップ左上にある海向山は、ヒグマの生息地になります。
 眺めのいい恵山に登った後で、もう一つの山に登る事は考えにくい。余程登山好きなら別です。

 マップ上に向かう八幡川コースは、特に目的地がなさそうなので、行く理由が見当たらない。
 右にある十三曲コースは、どちらかというと恵山から向かうよりも恵山岬などがある椴法華からの
 往復で利用されるコースという気がします。恵山から行く場合は、車で行くのでは?

  
恵山に設置されている気象庁監視カメラの映像です。

  恵山は活火山の為、気象庁の監視カメラがついており、ライブで状況を見る事ができます。
 また温泉も多く、麓の海岸には水無海浜温泉という干潮時しか入れない珍しい温泉もあります。
 (写真)気象庁のライブカメラをチャプチャーしたもの。

函館まちあるきマップの裏表両面の画像です。

  もっと詳しく恵山の地図をご覧になりたい方は、函館まちあるきマップを検索してください。
 上記の美しき祈りの山「恵山」が該当地図になります。


登山道の説明

霧がかかった恵山の登山道になります。

  恵山山頂へ向かう権現堂コースについて
 火口原駐車場から山頂までは2.9kmで、標高差は約290mほどの初心者向きコースです。
 道案内や距離表示などがしっかりしており、注意点としては落石くらいでしょうか。

  写真は海霧の中の登山道ですが、道がはっきりと判るので迷う事は少ないと思います。
 山頂付近以外は草は生えておらず、むき出しの岩肌の中を歩く事になります。
 また噴気孔が近くにある為に、まぢかで恵山の息吹を感じる事が出来ます。

恵山にある登山道の分岐の説明写真になります。

  権現堂コース上から見た交差点です。ここから各コースに分かれていきます。

恵山から椴法華に向かう十三曲コースのイメージになります。

  十三曲コース 椴法華方面に向かうコースになります。
 このコースの特徴は樹林帯を歩く事になります。
 また粘土質の土で滑りやすかったり、大小さまざまな石があるガレ場を通る為に、
 多少テクニカルなコースになると思います。

  このコースを通れば徒歩で椴法華方面に行けるわけですが、利用者は稀だと思います。
 このコースを利用する方の多くは、椴法華方面に駐車し恵山登山を楽しむ方だと思います。

恵山の火口原駐車場から岬展望台へ向かうコースのイメージになります。

  こちらは岬展望台の道になります。
 道幅は約30cmと狭くけもの道のような印象も受けますが、道自体はしっかりしております。
 また分岐には、道案内が設置されているので道に迷う事は少ないと思います。

  道案内の無い分岐があったとしたら、それは間違いなくけもの道になります。
 そちらには進まない事をお勧めします。


近くの観光地 水無海浜温泉について

恵山岬にある水無海浜温泉の全景です。

  十三曲コースを降りてくると、ホテルや恵山岬灯台・公園がある椴法華に着きます。
 その中でも面白いと思う観光地が、この水無海浜温泉になります。

  潮が引いた時に浴槽が現れるという潮干狩りならぬ、潮干入り(笑)の温泉です。

水無海浜温泉にある常設トイレです。

  近くにトイレも常設されており、塀の奥に広い駐車場があります。(砂利)

水無海浜温泉の脱衣所と後ろにそびえる恵山の風景です。

  小高い場所に脱衣所もありましたが、新型コロナウイルスの影響か閉鎖されていました。
 後ろに見えるのが恵山になります。ゴツゴツした岩肌むき出しの恵山とは、イメージが違う!?

  恵山は北側は岩肌がむき出し、南側は樹林帯になっています。

水無海浜温泉の大きな方の浴槽です。

  こちらがメインの浴槽でしょうか?幅は2mほどですが、奥行は25mはありそうです。
 当然、海水が混じっているので、とてもしょっぱいだろうと思っていました。
 意外や意外、飲んでみると、ほんのりと塩が利いている感じで、ほぼ真水に近かった。

水無海浜温泉の小さな方の浴槽です。

  隣にはもう少し野趣あふれる小さな浴槽があり、こちらは温度が高いようで
 温泉の中には逃げ遅れたカニが茹で上がっていました。

水無海浜温泉の水中映像です。

  こちらが温泉の水中映像です。
 岩肌や浴槽の底の石には、海藻が生えていました。
 特に波打ち際にある岩肌には、ふのりが生えており食べたらおいしかった。

水無海浜温泉に浸かり、極楽気分を味わっている自撮りです。

  ぜひ一度入浴してほしい温泉です。
 ここに来るには、十三曲コースを歩くよりも、車で来た方がいいと思います。
 また入れる時間も決まっているので、函館市の観光サイトで確認してからがいいですね。


  以上が恵山周辺についての簡単な紹介になります。
 歩いて目指すような観光地は無く、どちらかというと車で見てまわる印象が強かった。

  個人的には、行方不明になった高校生が歩いて目指すような場所はないのでは?
 という感じがしました。

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